一番安い自動車保険:おすすめ比較ランキング

【元社員がわかりやすく解説】国内大手の損害保険会社に勤務!自動車保険のプロ「保子(やすこ)」がわかりやすく解説します!安い任意保険はどこ?保険会社を比較したおすすめランキングは必見!(信頼できる保険のプロが監修したサイトです)

免停(免許停止)の流れ|違反点数や期間、罰金はいくら?前歴やスピードの関係性

更新日:

免停(免許停止)

「免停になってしまったけど、どうすればいいの?」
「期間は?罰金は? 免停について詳しく知りたい」

この記事はそんな方へ書いています。


はじめまして。
国内大手の自動車保険会社に勤務していた保子(やすこ)と申します。
自動車保険の専門家として働いていた経験を生かして、正確にわかりやすく解説します。

この記事では、「免停とは何?」から「免許の停止期間、罰金」「免停になった後の手続きや流れ」について書きました。

あなたの疑問解決の一助となれば幸いです。

免停(免許停止)とは

免許停止(免停)

交通違反を繰り返してしまい、一時的に運転することが禁止されることを言います。

免許停止になっている間は、免許がないことになるので、運転すれば無免許運転と同じ扱いとなります。

年間で約40万人以上が免停処分を受けています。

免停の期間|30日、60日、90日、120日、150日、180日

免停には期間があり、違反点数によって「30日間」「60日間」「90日間」「120日間」「150日間」「180日間」と種類があります。

たとえば、「30日間の免停」であれば30日間免許がないことになります。
この間に運転してしまうと、無免許運転となります。

※ちなみに「免許を家に忘れた」など手元にない場合は、「免許不携帯」という違反になり、「無免許運転」にはなりません。

免停の違反点数は?

免許の点数制度は、減点ではなく、加点方式です。

違反を重ねて、あらかじめ決まった違反点数に達すると、免許停止や免許取り消しの処分を受けます。

前歴/期間 30日 60日 90日 120日 150日 180日
なし 6~8点 9~11点 12~14点 免許取消
1回 該当なし 4~5点 6~7点 8~9点 免許取消
2回 該当なし 該当なし 2点 3点 4点 免許取消
3回 該当なし 該当なし 該当なし 2点 3点 免許取消
4回 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 2点 3点

交通違反の点数一覧表

どの違反によって、違反点数が何点つくのでしょうか?
少し長いですが、以下にまとめました。

違反行為の種別 点数 酒気帯び点数
0.25以上 0.25未満
酒酔い運転 35
麻薬等運転 35
共同危険行為等禁止違反 25
無免許運転 25
大型自動車等無資格運転 12 25 19
仮免許運転違反 12 25 19
酒気帯び運転 0.25以上 25
0.25未満 13
過労運転等 25
無車検運行 6 25 16
無保険運行 6 25 16
速度超過 50以上 12 25 19
30(高速40)以上50未満 6 25 16
25以上30(高速40)未満 3 25 15
20未満 2 25 14
20未満 1 25 14
積載物 大型等10割以上 6 25 16
重量制限超過 大型等5割以上10割未満 3 25 15
普通等10割以上 3 25 15
大型等5割未満 2 25 14
普通等5割以上10割未満 2 25 14
普通等5割未満 1 25 14
放置駐車違反 駐停車禁止場所等 3
駐車禁止場所等 2
保管場所法違反 道路使用 3
長時間駐車 2
警察官現場指示違反 2 25 14
警察官通行禁止制限違反 2 25 14
信号無視 赤色等 2 25 14
点滅 2 25 14
通行禁止違反 2 25 14
歩行者用道路徐行違反 2 25 14
通行区分違反 2 25 14
歩行者側方安全間隔不保持等 2 25 14
急ブレーキ禁止違反 2 25 14
法定横断等禁止違反 2 25 14
追越し違反 2 25 14
路面電車後方不停止 2 25 14
踏切不停止等 2 25 14
しゃ断踏切立入り 2 25 14
優先道路通行車妨害等 2 25 14
交差点安全進行義務違反 2 25 14
横断歩行者等妨害等 2 25 14
徐行場所違反 2 25 14
指定場所一時不停止等 2 25 14
駐停車違反 駐停車禁止場所等 2 25 14
駐車禁止場所等 1 25 14
整備不良 制動装置等 2 25 14
尾灯等 1 25 14
安全運転義務違反 2 25 14
幼児等通行妨害 2 25 14
安全地帯徐行違反 2 25 14
騒音運転等 2 25 14
携帯電話使用等(交通の危険) 2 25 14
携帯電話使用等(保持) 1 25 14
消音器不備 2 25 14
高速自動車国道等措置命令違反 2 25 14
本線車道横断等禁止違反 2 25 14
高速自動車国道等運転者遵守事項違反 2 25 14
高速自動車国道等車間距離不保持 2 25 14
車間距離不保持 1 25 14
免許条件違反 2 25 14
番号標表示義務違反 2 25 14
混雑緩和措置命令違反 1 25 14
通行許可条件違反 1 25 14
通行帯違反 1 25 14
路線バス等優先通行帯違反 1 25 14
軌道敷内違反 1 25 14
道路外出右左折方法違反 1 25 14
道路外出右左折合図車妨害 1 25 14
指定横断等禁止違反 1 25 14
進路変更禁止違反 1 25 14
追い付かれた車両の義務違反 1 25 14
乗合自動車発進妨害 1 25 14
割込み等 1 25 14
交差点右左折方法違反 1 25 14
交差点右左折等合図車妨害 1 25 14
指定通行区分違反 1 25 14
交差点優先車妨害 1 25 14
緊急車妨害等 1 25 14
交差点等進入禁止違反 1 25 14
無灯火 1 25 14
減光等義務違反 1 25 14
合図不履行 1 25 14
合図制限違反 1 25 14
警音器吹鳴義務違反 1 25 14
乗車積載方法違反 1 25 14
定員外乗車 1 25 14
積載物大きさ制限超過 1 25 14
積載方法制限超過 1 25 14
制限外許可条件違反 1 25 14
牽引違反 1 25 14
原付牽引違反 1 25 14
転落等防止措置義務違反 1 25 14
転落積載物等危険防止措置義務違反 1 25 14
安全不確認ドア開放等 1 25 14
停止措置義務違反 1 25 14
初心運転者等保護義務違反 1 25 14
座席ベルト装着義務違反 1 25 14
幼児用補助装置使用義務違反 1 25 14
乗車用ヘルメット着用義務違反 1 25 14
大型自動二輪車等乗車方法違反 2 25 14
初心運転者標識表示義務違反 1 25 14
最低速度違反 1 25 14
本線車道通行車妨害 1 25 14
本線車道緊急車妨害 1 25 14
本線車道出入方法違反 1 25 14
牽引自動車本線車道通行帯違反 1 25 14
故障車両表示義務違反 1 25 14
仮免許練習標識表示義務違反 1 25 14

免停の罰金はいくら?

何をやったかによって変わってきます。

たとえば、シートベルト違反を6回やれば免停30日となりますが、その場合の罰金はありません。

一般的な交通違反の事故の罰金

違反内容 違反点数 罰金相場
速度超過(30km~49km) 6点 5万円~8万円
速度超過(50km~79km) 12点 8万円~10万円
酒気帯び運転同乗 なし 20万円~30万円
無免許運転 19点 20万円~30万円
酒気帯び運転※ 13点/25点 50万円以下
酒酔い運転 35点 100万円以下

※酒気帯び運転の場合は、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上0.25mg未満は13点、0.25mg以上は25点

人身事故の罰金

人身事故の場合、相手の治療費がいくらかかったかによっても変わってきます。
通常の場合は、被害者が提出した「交通事故診断書」によって決定します。

治療期間・日数 違反点数 罰金
15日未満 3点 12万円~20万円
15日以上30日未満 6点 15万円~30万円
30日以上3ヶ月未満 9点 20万円~50万円
3ヶ月以上・後遺障害あり 13点 30万円~50万円

免停になる速度(スピード)は?

免停となるかどうかは、違反点数によって決まります。

免停になる違反点数

前歴/期間 30日 60日 90日 120日 150日 180日
なし 6~8点 9~11点 12~14点 免許取消
1回 - 4~5点 6~7点 8~9点 免許取消
2回 - - 2点 3点 4点 免許取消
3回 - - - 2点 3点 免許取消
4回 - - - - 2点 3点

続いて、スピード違反の点数です。
一般道路と高速道路で点数・罰金が異なります。

一般道路のスピード違反/違反点数

交通違反の種類 違反点数 反則金
15km未満 1 9,000円
15km以上~20km未満 1 12,000円
20km以上~25km未満 2 15,000円
25km以上~30km未満 3 18,000円
30km以上~50km未満 6 簡易裁判で罰金決定(赤キップ)
罰金はおよそ6~8万円。ケースにより異なる。
60km超過で10万円にもなる場合も。
50km以上~ 12

高速道路のスピード違反/違反点数

交通違反の種類 違反点数 反則金
15km未満 1 9,000円
15km以上~20km未満 1 12,000円
20km以上~25km未満 2 15,000円
25km以上~30km未満 3 18,000円
30km以上~35km未満 3 25,000円
35km以上~40km未満 3 35,000円
40km以上~50km未満 6 簡易裁判で罰金決定(赤キップ)
50km以上~ 12

運転免許の点数確認方法

「自分の免許の違反点数って、今は何点なの?」

これは運転免許証にも書いていません。
「累積点数等証明書」という書類を請求する必要があるのです。

請求方法は、最寄りの警察署・交番・駐在所・または自動車安全運転センターの窓口に「運転履歴証明書申請用紙」があるので、そこに必要事項を記入して、郵送します。

料金は630円です。
約2週間ほどで、自宅に届きます。

免停期間を短縮できる裏ワザ:運転免許停止処分者講習

運転免許停止処分者講習とは、運転免許の停止処分や保留処分になった人が受講できる講習です。
「免停講習」や「短縮講習」とも呼ばれます。

講習を受けることが必須ではありませんが、この講習を受けることで免許停止期間を短縮することができます。

講習は、停止期間ごとに「短期講習」「中期講習」「長期講習」の3種類に分かれます。

それぞれの講習時間、講習料金、短縮できる日数を以下にまとめました。

講習 停止期間 短縮日数 講習時間 講習料金
短期 30日 20~29日 6時間 12,600円
中期 60日 24~30日 10時間(2日間) 21,000円
長期 90日 35~45日 12時間(2日間) 25,200円
120日 40~60日
150日 50~70日
180日 60~80日

短縮できる日数は、「筆記試験結果」と「受講態度」によって決まります。
受講態度とは、居眠りなどをせず、態度よく受講していれば良いため、実際は筆記試験の結果によって短縮日数が決まります。

 

免停の流れ

運転免許センター

違反をしてしまったからといって、すぐに免許停止になるわけではありません。

免許停止までの流れをまとめました。

  1. 公安委員会から封書が届く
  2. 封書の中身に書かれている指定日に運転免許センターへ行く
  3. 運転免許センターの案内に従って、申請書類を貰って必要事項を記入
  4. 書類提出が完了したら免許停止の開始
  5. 免許停止期間が30日の場合は当日に免許証を返してもらえて、それ以外は免停期間-29日後に指定された警察署に取りに行く

1.公安委員会から封書(免許停止通知)が届く

封書は、免停になる違反をしてから数週間~1ヶ月後に送られてきます。
※葉書ではなく封書が来ます。
※「運転免許行政処分出頭通知書」という名前です。

封書に書かれている内容は、

  • 違反した履歴と点数
  • 免停の日数
  • 出頭日と出頭場所

です。

2.封書の中身に書かれている指定日に運転免許センターへ行く

指定された日に免許センターに行って、免許停止の手続きをします。

もしも、この通知を無視した場合は、罰金・罰則(最悪逮捕されるケースも)がありますので注意してください!

また、その間に運転しているともちろん無免許運転ですから、さらに重い処分が待っています…。

実例

  • 違反点数によって「罰金50万円」が請求された
  • 免停通知を再三無視したことで「逮捕」された
ちなみに、指定された日時に出頭できない場合は、通知書に記載されている場所へ事前に連絡することで日付の変更などが行えます。

3.運転免許センターの案内に従って、申請書類を貰って必要事項を記入

運転免許センターに行ったら、案内に従って申請書類を貰って、印紙を購入します。

申請書類に、免許証と印紙を貼りつけて提出します。

ちなみに、意見の徴収に免許センターに行くときにはすでに免許停止となっているため、車で行くと無免許運転となります。

そこで取り締まりに遭ってしまうと、さらに重い処分が下されることになるので、電車やバスなどの交通機関を使うようにしてくださいね。

4.書類提出が完了したら免許停止の開始

ここで必要書類を提出できれば、免許停止の手続きは完了です。

停止期間が終わるまで、くれぐれも運転しないように気をつけてください。

たとえば、「車検など車を予定がある」という場合も免除の対象にはなりません。
車検であれば、免許証がなくてもできます。
自分で運転して持って行くことはできないので、業者さんの運転サービスを使ってくださいね。

5.免許停止期間が30日の場合は当日に免許証を返してもらえて、それ以外は免停期間-29日後に指定された警察署に取りに行く

違反点数によって、免許停止の長さは異なります。

免許停止期間が終了すると、晴れて運転できるようになります。それまでの辛抱です。

 

よくある質問

よくある質問

免停中に運転すると、どうなるの?

免許停止期間中の運転は、無免許運転となります。

【行政処分】
「停止中無免許運転」で違反点数25点、免許取り消し処分で欠格期間は「最低」2年です。

【刑事処分】
送検→起訴→50万以内の罰金刑となります。

【その他】
自動車保険に入っていたとしても、「自分の怪我の治療費」や「自分の車の損害」は補償対象外となります。

一度免停になってから前歴0回点数0点に戻るには?

免許停止処分が解除された日から、1年間の無事故無違反で「前歴」がなくなります。

その際、「違反点数」もリセットされ、0点となります。

また、過去2年間に無違反だった場合は、最初の違反に関しては3ヶ月で0点に戻る優遇処置もあります。

免停講習は何をするの?

指定された日に指定された場所に行き、丸一日の講習を受けます。

【講習の内容】
・講習案内
・適性検査
・模擬運転(シミュレータ)
・視聴覚(ビデオ)
・交通法令(座学)
・運転の心構え(座学)
・運転技能(座学) 

一日の講習後、最後に試験(マークシート方式)があります。
この試験で合格点を取れば「29日間免除」を獲得できます。

試験の難易度は高くなく、「講習さえ聞いていれ受かるレベル」です。
試験が終わって30分ほど待っていると、その日のうちに結果がわかります。

※注意しなければならない事として、29日の短縮であるため、処分を受けた日に短縮講習を受け合格した場合、その日に運転はできません。

30日の免停が、1日の免停に短縮される事になります。
試験に合格しても、その日は免停期間中ですので、捕まれば無免許運転となり、面体になった違反点数と合計されてしまいます。

「免停」と「免取り」の違いは?

免停は「免許停止」、免取りは「免許取り消し」の略です。

違反した点数に応じて、免停になったり、免取りになりますが、「免取り」は「免停」よりも更に重い処分です。

免停になる事故とは?

違反点数が一定の点数に達した場合に、免許停止となります。

免停の基準は、下記の通りです。
 6点:30日 免許停止
 9点:60日 免許停止
 12点:90日 免許停止
 15点:免許の取り消し
※詳しくは、免停点数 に記載。

たとえば、人身事故を起こしてしまった場合、
・治療期間15日未満の軽傷:3点
・治療期間15日以上30日未満の軽傷:4点
・治療期間15日以上30日未満の軽傷:6点
・治療期間30日以上3月未満の重傷:9点
・治療期間3月以上の重傷:13点
となります。

人身事故以外について、「どの事故は、違反点数が何点なのか」は 違反点数一覧 に記載しています。

免停になるのはいつから?

交通違反をしても、すぐに免許停止になるわけではありません。

違反後、数週間~1ヶ月後に、「運転免許行政処分出頭通知書」が送られてきます。

そこに記載された日時に、指定の運転免許センターに行って、免停の手続きをします。

※指定された日時に行かなければ、罰金や罰則など、処分の対象となります。

※免停の手続きをしなくても免許はない状態なので、指定日以降に運転すると「無免許運転」扱いとなります。

 

自動車保険を一番安くする方法

自動車保険の保険料を安くする

自動車保険は1年契約です。

保険契約が切れるタイミングは、「もっと安い自動車保険を探すのに絶好のタイミング」と言えます。

自動車保険の保険料を安くするには、たくさんの見積もりを取って、どこが一番安いのか比較するのがベストです。

しかし、たくさんの保険会社から見積もりを取るのって大変ですよね?

そこでおすすめなのが、ほけんの窓口インズウェブ です。

一度にたくさんの見積もりを取れるので、カンタンに保険料の最安値を見つけることができます。しかも利用は無料!

私も利用しましたが、たった5分の入力でなんと年間31,000円も安くなりました。
(※補償内容はまったく同じで、値段がこんなに安くなりました↑) ほけんの窓口インズウェブたった5分!
保険料の無料一括見積もり

車を売る時は無料一括査定

値引き金額

車を売るなら高く売りたいですよね?

私が昔乗っていた車を売った時、複数の車買取会社から査定を受けました。

車の無料一括査定(見積もり)

すると、一番高い会社と安い会社との査定額は600,000円もの差がありました。(同じ車なのに、ですよ!?)

かんたん車査定ガイドでは、最大10社からネットで簡単に一括査定を受けることができます。

手続きは1分で終わり、すぐに査定額が一番高い会社がわかります。

買い叩かれずに済むメリットも〇

もし新しい車に買い替えるなら、今乗っている車は下取りに出しますよね?

下取りに出す前に、あらかじめ下取り価格の相場を知っておくと、買い叩かれずに済むメリットもあります。

車の一括査定(見積もり)たった1分!
愛車の下取り最高額を知る(無料)

-自動車保険の専門用語

テキストのコピーはできません。

Copyright© 一番安い自動車保険:おすすめ比較ランキング , 2024 All Rights Reserved.